銀花 風の市兵衛 弐[23]【電子書籍】[ 辻堂魁 ]
<p>領民を蔑ろにした陰惨な藩内権力闘争。
巻き込まれた市兵衛に凶悪集団が襲いかかる!<br /> 縁あって唐木市兵衛と一時共に暮らした幼き兄妹・小弥太と織江。
その叔父にあたる金木脩が酔漢どもに斬られ重傷を負った。
<br /> 市兵衛旧知の蘭医・柳井宗秀の手当てで一命をとりとめたものの、酔漢らは実は金木の故郷・北最上藩に雇われた刺客であることが判明した。
<br /> 金木の懇請で、急遽、羽州・北最上に赴く市兵衛。
そこでは改革派を名乗る一門による藩内粛清と、領民への圧政の嵐が吹き荒れていた。
<br /> 私利を貪る悪辣な一門と邪剣集団が、市兵衛を屠ろうと牙を剥く! はたして市兵衛と北最上藩の運命は……。
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